トーヨーゴールデン（2001年生、母At Breakneck Speed）

Toyo Golden

2001.03.06

トーヨーゴールデン（2001年3月6日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名より。輝きを放つ馬になれ」。毛色は栗毛。種牡馬のBanker's Gold（当時7歳）と交配したAt Breakneck Speedが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

8月21日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたマヤノポペット決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダークコンダクターに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

10月9日、約12か月半の休養明けで迎えた4戦目は、今井大輝騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5歳（2006年）

9月25日、約11か月半の休養明けで迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペアーネオに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤忍名古屋遠征記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスズカジェミニを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。