ボボティー（2017年生、母マリナーズコンパス）

ボボティー（2017年1月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「南アフリカのミートローフ料理」。毛色は栗毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時18歳）と交配したマリナーズコンパスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシグラップファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月16日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた4戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったララマジシエンヌに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレイズアフォレストに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の弘さん傘寿記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のポルティエーレに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の卯月ドリーム戦（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゴールドタウンに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月16日、中5週で迎えた9戦目は、北島希望騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北島希望騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったクロスフーガにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中2週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた12戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月1日、中3週で迎えた13戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の合歓木特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。