エムカルロ（1987年生、母モンテカホー）

M.Carlo

1987.03.19

エムカルロ（1987年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時16歳）と交配したモンテカホーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は栗山 道郎。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

10月8日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3歳（1990年）

4月22日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマスブライトンをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

5月27日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田面木博公騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。