ジュウノメガミ（1992年生、母ホーセイベンチア）

ジュウノメガミ（1992年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時27歳）と交配したホーセイベンチアが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方25戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の東海クィーンカップ。

経歴

デビュー前

岩瀬裕厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1994年）

9月27日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 雨/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトップオブザワルドに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオニノセンヒメに4馬身の差をつけて優勝

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホウショウスターに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のゴールドウイング賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1995年）

1月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の新春ジュニア（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の東海クィーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメシアに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツブルボンから2馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた10戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロンサムランナーから1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の駿蹄賞（中京(地)芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（10戦4勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったベッスルキングから2馬身差の2着となった。

5月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹下太騎手（11戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で竹下太騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた14戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹下太騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹下太騎手（14戦4勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の東海チャンピオンシップ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹下太騎手（15戦4勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で竹下太騎手（16戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリリードに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で竹下太騎手（17戦5勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた19戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（18戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた21戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（19戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカヤマトをハナ差制して6勝目をゲットした。

4歳（1996年）

1月20日、中6週で迎えた22戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’96グローバルカップ（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月11日、中9週で迎えた25戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の是政特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた27戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた30戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた32戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイショウユーから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月11日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

3月16日、中3週で迎えた36戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた37戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた39戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラックアウィンから1馬身差の2着となった。