マルブツブルボン（1992年生、母マルブツオリオン）

マルブツブルボン（1992年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時17歳）と交配したマルブツオリオンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、地方43戦22勝2着9回。1998年の名古屋大賞典(G3)で2着に入った他、1997年の名港盃 1組(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤弘光厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1994年）

11月4日、デビュー戦は戸部尚実騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーイソハルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキロッキーに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（1995年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の新春ジュニア（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイセタテヤマに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

2月12日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた8戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のジュウノメガミに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファイトボストンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

3月26日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C4ト（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で戸部尚実騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジエンデバーに2馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、C4イ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーインファイトに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、C3イ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトネスに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

5月30日、中3週で迎えた15戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイアナエースに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月17日、中2週で迎えた16戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンスワンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、露草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウィルユーダンスに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月20日、中6週で迎えた18戦目は、伊良湖特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（14戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルトジークから1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、名古屋RC開設記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリマーカブルに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月25日、中2週で迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（16戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（17戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキンザンジュニアに8馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

10月30日、中2週で迎えた22戦目は、セントポーリア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（18戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月18日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（19戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（20戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフィリーマンからアタマ差の2着に甘んじた。

12月23日、中2週で迎えた25戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（21戦10勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1997年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（22戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカフブキに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月16日、中1週で迎えた27戦目は、万両特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で戸部尚実騎手（23戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイセンコーから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた28戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で戸部尚実騎手（24戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイセンコーからアタマ差の2着に甘んじた。

2月27日、中1週で迎えた29戦目は、A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で戸部尚実騎手（25戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカフブキに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、あすなろ特別（名古屋ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で戸部尚実騎手（26戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントストリームから4馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で迎えた31戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で戸部尚実騎手（27戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーコールに2馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

5月5日、中3週で迎えた32戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で戸部尚実騎手（28戦13勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーコールから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中7週で迎えた33戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦3勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスシルバーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月21日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞の名港盃 1組（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（4戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアメージングレイスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月21日、中3週で迎えた35戦目は、サードニックスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシャーロックナムラに2馬身半の差をつけて勝利数を19に伸ばす

9月10日、中2週で迎えた36戦目は、オータムカップ（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスシルバーから3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた37戦目は、G1の南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（7戦6勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた38戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスシルバーに5馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

6歳（1998年）

1月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた39戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウユウホーに3馬身の差をつけて勝利数を21に伸ばす

2月4日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（10戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハカタダイオーから1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中3週で迎えた41戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（11戦8勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウモトナリから1馬身差の2着となった。

6月29日、約4か月の休み明けで迎えた42戦目は、タンザナイトオープン（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（12戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウユウホーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7歳（1999年）

7月7日、約12か月半の休み明けで迎えた43戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（13戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。12着に敗れた。