ヘイセイセンコー（1993年生、母ドクターイーグル）

ヘイセイセンコー（1993年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のインターグランプリ（当時16歳）と交配したドクターイーグルが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井哲雄。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方30戦14勝2着6回。1999年の平取特別(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

栗田和昌厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1995年）

7月23日、デビュー戦は坂口義幸騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で坂口義幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で坂口義幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツユノシーザーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で坂口義幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で坂口義幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた6戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルボディーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月28日、中3週で迎えた7戦目は、鞍上は2戦連続で荒巻透騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサントフェルテからハナ差の2着に惜敗した。

12月19日、中2週で迎えた8戦目は、鞍上は3戦連続で荒巻透騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマルチチャンスに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の新春ジュニア（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒巻透騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサントフェルテからハナ差の2着に甘んじた。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒巻透騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーテンジョウから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で荒巻透騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノハイメリットから4馬身差の2着となった。

3月27日、中3週で迎えた12戦目は、C2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒巻透騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカヤマトに半馬身の差をつけて制した。

4月19日、中2週で迎えた13戦目は、中山道特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で荒巻透騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で荒巻透騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた15戦目は、3歳戦の名古屋優駿（東海ダービー）（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で荒巻透騎手（9戦3勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で荒巻透騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサウンドキャロルに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月24日、中2週で迎えた17戦目は、三ケ根山特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で荒巻透騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツユノシルバーをハナ差制して6勝目を掴み取った。

10月8日、中1週で迎えた18戦目は、鳳来峡特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で荒巻透騎手（12戦5勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカフブキに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月30日、中2週で迎えた19戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、セントポーリア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったランフォータックスから3/4馬身差の2着となった。

12月2日、中4週で迎えた20戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエールスキーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月23日、中2週で迎えた21戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は荒巻透騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックヨシツネに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた22戦目は、万両特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒巻透騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツブルボンに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月13日、中3週で迎えた23戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒巻透騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツブルボンをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

2月27日、中1週で迎えた24戦目は、さくら草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒巻透騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノパーシアに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月27日、中3週で迎えた25戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒巻透騎手（17戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホウライスピリットをハナ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月17日、中2週で迎えた26戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒巻透騎手（18戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスターライフをクビ差制して圧巻の7連勝を決めた。

5月5日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3のマーメイドステークス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた29戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下の阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったコンゴウリキシオウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（1998年）

5月9日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた32戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のフィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた34戦目は、牝馬限定G3のマーメイドステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は村山明騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

6歳（1999年）

5月12日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた36戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、平取特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジュセルシオから2馬身差の2着となった。

5月25日、中1週で迎えた37戦目は、流星特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中5週で迎えた38戦目は、一般A（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井作男騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。