ホウライスピリット（1992年生、母ベストホウライ）

ホウライスピリット（1992年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のダイナオリンピア（当時9歳）と交配したベストホウライが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）絵笛牧場。戦績は、地方37戦15勝2着5回。1997年の名古屋記念(地方重賞)で3着に入った他、1998年の新春グランプリ(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森島義弘厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（1995年）

1月7日、デビュー戦は井手上慎一騎手を鞍上に据えて、4歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノブラウンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月31日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシマントロマンに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカサマツノホシに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘネシーテイオーに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4月13日、中3週で迎えた5戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベルサイユキングに5馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の駿蹄賞（中京(地)芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（4戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（5戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったルイボスゴールドから2馬身差の2着となった。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマウントストリームに3馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

7月26日、中3週で迎えた9戦目は、名古屋RC開設46周年記念（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリータイガーに2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

11月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、いちょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月8日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノハイパワーに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1996年）

1月3日、中3週で迎えた12戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトブレーヴに4馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

1月30日、中3週で迎えた13戦目は、鳴海特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティオゴジョに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月18日、中2週で迎えた14戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（11戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイセタテヤマに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月19日、中3週で迎えた15戦目は、あすなろ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（12戦10勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライスサンデンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月28日、連闘で迎えた16戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（13戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月13日、中6週で迎えた17戦目は、白藤特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（14戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタクマオーに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、名古屋チャレンジカップ麒麟児賞（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（15戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイーグルから2馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中2週で迎えた19戦目は、パール特別（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（16戦12勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月18日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（17戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカフブキから1馬身半差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた22戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（18戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイクノローマンに3馬身の差をつけて制した。

5歳（1997年）

1月3日、中3週で迎えた23戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（19戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた24戦目は、ヒヤシンス特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（20戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた25戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（21戦13勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のインターイメージに1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

3月6日、中4週で迎えた26戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた27戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（22戦14勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイセンコーからハナ差の2着に甘んじた。

4月16日、中2週で迎えた28戦目は、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、約6か月の休み明けで迎えた29戦目は、オパールオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月18日、中4週で迎えた30戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（23戦14勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた32戦目は、ターコイズオープン（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた33戦目は、地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（24戦14勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1998年）

1月2日、中0週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の新春グランプリ（名古屋ダート1800m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は宮下康一騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月4日、中4週で迎えた35戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（25戦14勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた36戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた37戦目は、プリムラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（26戦14勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルスピードから1馬身半差の2着に敗北した。