ゴールデンバッハ（1996年生、母ハービンガー）

ゴールデンバッハ（1996年5月25日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリズム（当時9歳）と交配したハービンガーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方27戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の紅花特別(A2以下)。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（1999年）

3月21日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のマゼラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノアペックスから5馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のエゾアカマツ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のもみじ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中0週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったラスニアックにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月10日、連闘で迎えた17戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅花特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイエストジンクに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月18日、中8週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（8戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（2000年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（9戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた21戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（10戦0勝）。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい17着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた22戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、’00フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月23日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた25戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のセントジョーカーに3/4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のファションローザに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般B（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般B（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストダンスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月14日、中1週で迎えた34戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナコールからアタマ差の2着に甘んじた。

12月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般B2イ（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2001年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた37戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパービケンからハナ差の2着に甘んじた。

5月4日、中1週で迎えた38戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた40戦目は、広瀬川特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノンストップガイから1馬身半差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナコールから1馬身差の2着に敗北した。

9月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。