タイキガイア（2000年生、母Certain Secret）

Taiki Gaia

2000.04.25

タイキガイア（2000年4月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋大地の女神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のPhone Trick（当時18歳）と交配したCertain Secretが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

12歳のとき、ビクトリーホースランチから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

大樹レーシングクラブにて総額3,200万円（16万×200口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月1日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のマウントフォンテンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月13日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に敗れた。

5月18日、中4週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

11月2日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の秋保特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

4歳（2004年）

1月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。