クリノシンゲキ（1994年生、母ワールドピード）

クリノシンゲキ（1994年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時17歳）と交配したワールドピードが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は渡辺悦次郎。戦績は、地方15戦5勝2着3回。1997年の高崎オークス(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川原道正厩舎（足利）へ入厩。

2歳（1996年）

11月18日、デビュー戦は蛯名民男騎手を鞍上に据えて、3歳（足利ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルポイントに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネポイントに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1997年）

1月10日、中1週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルードナウから半馬身差の2着となった。

5月14日、中0週で迎えた6戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノギャロップから3馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（足利ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のムラマサドリームに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハナケンショットに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月17日、中6週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の高崎オークス（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったティーケークインから3馬身差の2着となった。

9月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のしもつけオークス（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の仲秋特別（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダッシュリュウオーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋和宏騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。