ウェルピーターパン（2000年生、母ソブリンビューティ）

ウェルピーターパン（2000年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「うまい・上手＋ピーターパン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時8歳）と交配したソブリンビューティが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B3。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月11日、デビュー戦は平沢健治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月15日、中8週で迎えた4戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマザーズドリームを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月3日、連闘で迎えた6戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキヌガサボーイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月12日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナチュラルヴォイスに交わされて2馬身差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エクストラナンバーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。