タカノスパーク（1997年生、母オカノシンフオニー）

タカノスパーク（1997年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時5歳）と交配したオカノシンフオニーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉光博。戦績は、地方23戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の千代田区特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉光博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木長次厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1999年）

10月19日、デビュー戦は富樫英利騎手を鞍上に据えて、3歳B3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2000年）

4月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた3戦目は、4歳C（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は富樫英利騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノサンディに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャネルスターに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミコンコルドに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、4歳B2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は富樫英利騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳B（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンランサーをクビ差制して4勝目を手に入れた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミケンランサーから6馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳A（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた11戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターマイサドルに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーセルに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

4歳（2001年）

4月15日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンガスパークに4馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハカタサンデーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルチケットに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月17日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオカノブーケを上がり0位の末脚で半馬身差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月10日、中7週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラグビータイムに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴールドテッカネンをクビ差振り切って貫禄の8連勝を決めた。

9月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったトップアミーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2002年）

5月9日、約7か月の休養明けで迎えた21戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったアカネスカイにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた22戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月16日、中2週で迎えた23戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。