マイアミノキセキ（2012年生、母タッチオブイノセンス）

マイアミノキセキ（2012年4月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「マイアミの奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したタッチオブイノセンスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2017年の一般C3二三ア。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、和田容子によって1,071万円で落札された。

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2015年）

9月11日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4歳（2016年）

4月11日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3十十一ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ハルゲシキに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のエレガンテに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月9日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5歳（2017年）

1月9日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3十二（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマズルクリエーターをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

1月17日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3九十（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3十十一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったホンマカイナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したメモリアビアンカを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、和男さん本当にお世話になりました感謝記念（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（9戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバイツァダストを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月13日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（10戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ライオットシールドに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のバレードライブに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、裕人・麻伊子結婚記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本橋孝太騎手（14戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で本橋孝太騎手（15戦4勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタケデンタップ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で本橋孝太騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月5日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で本橋孝太騎手（17戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で本橋孝太騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったフレンドリーノヴァにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月26日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で本橋孝太騎手（19戦4勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で本橋孝太騎手（20戦4勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6歳（2018年）

10月2日、約11か月の休養明けで迎えた23戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。