キンゲン（2016年生、母ジャパニーズウィスパー）

キンゲン（2016年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金言」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したジャパニーズウィスパーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2019年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月29日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のレオンコロナに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中7週で迎えた2戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったメイクハッピーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でW.ビュイック騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2019年）

1月27日、中5週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のショウナンパンサーをクビ差振り切って優勝