カトレア賞

レース展開

エヴァキュアンが後続を率いる展開、その直後を追走するセイウンコービー

エヴァキュアンが端を奪う形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にセイウンコービーが続く。その後ろ、ペイシャムートンとヨハンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはラインカリーナ。その1馬身後ろ、ロマンティコとメイクハッピーは中団前め。キンゲンとナランフレグは中団後方の位置取り。ワシントンテソーロは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置で脚をタメるのはペイシャリルキス、セイウンオフロード、カナシバリ。少し離れた最後方にワイルドトレイダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カトレア賞、メイクハッピーが途中から上がっていくダイナミックな取り口で断トツ人気に応える

先頭はエヴァキュアンでリードは体半分。2番手にセイウンコービーが続く。その直後、ヨハンが3番手。1馬身離れて、ペイシャムートン、ラインカリーナ、メイクハッピーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた1番人気のメイクハッピーが異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団後方の位置からスパッと切れる脚で猛進したキンゲンが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った13番人気のヨハンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のロマンティコが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、先行勢の後ろにいたラインカリーナが食い込んだ。