エプソムヒット（2005年生、母エプソムアムール）

エプソムヒット（2005年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ヒット、当たる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時17歳）と交配したエプソムアムールが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住鉄兵。戦績は、中央平地6戦0勝、地方35戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2-5。

経歴

デビュー前

エプソム愛馬会にて総額945万円（4.73万×200口）で一口馬主が募集された。

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月5日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/不良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月9日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳F2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F3三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳F3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月31日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳F5一（園田ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村勇人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上村勇人騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた17戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカシノマーシャを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月30日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ペペに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハナヨリタンゴをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

12月21日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハシレポピーに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニイニイに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

1月31日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインディアインクに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンタカを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた25戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた26戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた27戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた30戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、早月尾根杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた31戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた32戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた33戦目は、富山県畜産振興協会長賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた34戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた37戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた39戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた41戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。