リュウグランド（1984年生、母コロネーシヨン）

Ryu Grand

1984.05.25

リュウグランド（1984年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時5歳）と交配したコロネーシヨンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中康三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

8月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイブキチャンピオンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下の長篠特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったキクノリージェントにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の恵那特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（1988年）

2月14日、中7週で迎えた6戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったハルマサダに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月27日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/重）に出走。鞍上は柴田政見騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。