バルビエール（2012年生、母グランドアメリフローラ）

Barbier

2012.01.31

バルビエール（2012年1月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時12歳）と交配したグランドアメリフローラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の種市特別(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、吉田勝己によって2,160万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月28日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月7日、中9週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマチョウタンゴを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2015年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい16着に敗れた。

4月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の種市特別（福島芝2000m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のウェルブレッドに3馬身の差をつけて制した。

5歳（2017年）

9月23日、約27か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。17頭立ての9番人気で大外17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

11月18日、中7週で迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の高湯温泉特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。