ブルベアヘッジ（2014年生、母バンブーインディゴ）

ブルベアヘッジ（2014年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハリネズミ（Ｈｅｄｇｅｈｏｇ）より」。毛色は栗毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したバンブーインディゴが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の突風賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンブー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって540万円で落札された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

9月24日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は516kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2017年）

3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキクノビエントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカロリーナを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芒種賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のリョウタロウを半馬身振り切って勝利をモノにする

9月7日、中9週で迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、シュタルクに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、トリガーゾーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の突風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカゼノアスリートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

11月10日、中3週で迎えた14戦目は、風神賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したルックフォワードにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月13日、中4週で迎えた15戦目は、一閃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリコーパンターに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2018年）

1月5日、中2週で迎えた16戦目は、宝船賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。