コールミースーン（1995年生、母コールミーネイム）

コールミースーン（1995年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時19歳）と交配したコールミーネイムが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦3勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月7日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月19日、中1週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒャクマンボルトに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9月20日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のビッグプロテクターをハナ差振り切って久々の実戦をモノにした。

10月11日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4歳（1999年）

5月9日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライアンマリアに6馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月22日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた15戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5歳（2000年）

2月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた18戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。