ヴィータハイジア（2018年生、母クロイゼリンチャン）

ヴィータハイジア（2018年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生命(ラテン語)+ギリシャ神話の健康の女神。命を守る」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したクロイゼリンチャンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北田剛。主な勝ち鞍は2021年の名古屋モーニングフィーバー7。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月5日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は386kg。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（2021年）

2月27日、中9週で迎えた4戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい18着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月7日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー7（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエベーヌを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー11（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー43（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー52（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。