ミナガワディライト（1991年生、母ミナガワセンプー）

ミナガワディライト（1991年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミナガワマンナ（当時13歳）と交配したミナガワセンプーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）谷川畜産。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

12月4日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（1994年）

4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、蛯名利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたインマイライフ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンツベストを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

4歳（1995年）

3月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、C.キム騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の韓国騎手招待（2）（中山芝2000m 雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた14戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（10戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

8月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（11戦1勝）。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して13番手で通過。直線では脚が残っておらず18着に終わった。