ファンシーアップ（1996年生、母トツプジヨージ）

ファンシーアップ（1996年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のローゼンホーマ（当時13歳）と交配したトツプジヨージが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。戦績は、地方34戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

高畦治夫厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1998年）

10月26日、デビュー戦は嬉勝則騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンテツに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はムツミリューセーと並んで3着同着となった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1999年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップシュウホウから1馬身差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴリンカップに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月21日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（6戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノパートナーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中5週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた23戦目は、柳井宏之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳井宏之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳井宏之騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のエンゼルタローをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

3月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柳井宏之騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセブンアトムから半馬身差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた28戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、端午賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柳井宏之騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（17戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（18戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。