メイショウセレクタ（1989年生、母レイクミネワンカ）

メイショウセレクタ（1989年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアスワン（当時10歳）と交配したレイクミネワンカが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

8月18日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた3戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1700m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のマルブツサウスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（1992年）

4月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

12月5日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

4歳（1993年）

2月17日、中8週で迎えた11戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメヌマイチバンに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

4月26日、中5週で迎えた14戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノアテンションからハナ差の2着に甘んじた。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた20戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシセクレからクビ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本益男騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本益男騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本益男騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1994年）

1月1日、中5週で迎えた29戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミウエストをアタマ差制して3勝目をマークした。

1月25日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた32戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた33戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた34戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は今村賢治騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセピアジから3馬身差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた36戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた38戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた39戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアランフェスシチーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月7日、中2週で迎えた40戦目は、緑陰特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタシバホクトから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中4週で迎えた41戦目は、長月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は四宮幸志騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。