マコトアテナ（2006年生、母マコトビャクラン）

マコトアテナ（2006年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時15歳）と交配したマコトビャクランが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は出口繁夫。戦績は、地方40戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の名古屋3歳牝馬( 牝)。

経歴

デビュー前

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

10月9日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

3歳（2009年）

2月20日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマッキーシリコンに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

3月30日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユウラッセラーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の頑張れ後藤厩舎・父子鷹（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のメジャーホーマをクビ差振り切って1番人気に応えた。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、ハートノジョーカーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバーバーワンに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月10日、中4週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（13戦3勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で安部幸夫騎手（15戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4歳（2010年）

1月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた19戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で安部幸夫騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤマシロローズに半馬身交わされて2着となった。

1月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で安部幸夫騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

2月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエプソムアビリティに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月7日、連闘で迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（18戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた25戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C17（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた26戦目は、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた27戦目は、一般C22（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のアッフェルグランデに1馬身半の差をつけて優勝

5月3日、連闘で迎えた28戦目は、牝馬限定戦の広重さん綾花さん結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、メイショウケイセイに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコウユーコユキに2馬身の差をつけて制した。

7月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた35戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で友森翔太郎騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた36戦目は、中山由菜7歳誕生日おめでとう（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で友森翔太郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で友森翔太郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた38戦目は、猛走!音無小鳥生誕杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で友森翔太郎騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ニューヘイローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、連闘で迎えた39戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で友森翔太郎騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた40戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で友森翔太郎騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。