ノボベイビー（2015年生、母ダイナマイトハニー）

ノボベイビー（2015年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+馬の容姿より」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時18歳）と交配したダイナマイトハニーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀬竜馬。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小野瀨竜馬から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、LSMによって388.8万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

11月4日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ロータスクイーンに3/4馬身交わされて2着となった。

12月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、マリノディアナに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2018年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のオペラカイジンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた6戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、リードザウインドにクビ差交わされて2着となった。

5月12日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初也騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月11日、中3週で迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月28日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4歳（2019年）

1月19日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、メイショウジークに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた18戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5歳（2020年）

1月12日、約10か月半の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた20戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウソウビに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、コンパウンダーにクビ差交わされて2着となった。

3月22日、中3週で迎えた22戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの噴火湾特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月1日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスのHBC賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの摩周湖特別（札幌芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月20日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。