サトノユリア（2008年生、母ソニックグルーヴ）

サトノユリア（2008年1月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋アニメの登場人物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時6歳）と交配したソニックグルーヴが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ローズヒルによって8,190万円で落札された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

4月23日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウヤタロウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオーシャンビーナスを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月19日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚にキレが無く17着に敗れた。