ディアースパークル（2005年生、母レディワンダー）

ディアースパークル（2005年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「敬愛する＋輝く」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したレディワンダーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）和田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方42戦4勝2着6回。2008年の菊水賞(地方重賞)に勝利した他、2008年のコウノトリ賞(ハンデ地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

溝橋利喜夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

5月30日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダートチープに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダートチープをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

10月11日、中9週で迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったニックバイエフオーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

3歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったニックバイエフオーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったバンバンバンクにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゼッタイヒルマンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のパセティックシーンに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月5日、中4週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上A3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の小豆島特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた16戦目は、楽天競馬特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ミスティーオメガにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月17日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったアイアンゴールドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳ハンデ地方重賞のコウノトリ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバンバンバンクをハナ差振り切って4勝目をつかんだ。

11月3日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で永島太郎騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、ラジオ関西賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で永島太郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で永島太郎騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた22戦目は、We Love Sweets お年玉賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で永島太郎騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた23戦目は、プラスミック賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で永島太郎騎手（14戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた25戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた26戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、スプリングシーナリ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上A1 A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた30戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦1勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた32戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた33戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた34戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、ヴィズミック特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた35戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、「近江米」特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

12月9日、中9週で迎えた36戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5歳（2010年）

1月6日、中3週で迎えた37戦目は、ジャニュアリーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月20日、約4か月半の休養明けで迎えた38戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート1500m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。