ケイエススパイダー（1999年生、母モリーマジ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、上井農場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2002年）

2月3日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月23日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月17日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンマンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中2週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた6戦目は、一般D1-4（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼカオルに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月31日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、一般C2-4（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスグランドコーホに2馬身の差をつけて3勝目を収める

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、レ・コードの湯特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバンクアカウントに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメップノサニーに3馬身の差をつけて4勝目を収める

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼンノクルーガーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャドーコメットに2馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

3月4日、中3週で迎えた13戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホクトハイタッチに2馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

6月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、花しょうぶ特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた17戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。