レオコウゲン（1996年生、母ホツカイミサキ）

Leo Kogen

1996.03.02

レオコウゲン（1996年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したホツカイミサキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は堀 茂行。戦績は、中央平地12戦1勝、地方19戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミルキークエストを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月13日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4歳（2000年）

1月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の山国川特別（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた9戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の鬼怒川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 雨/重）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり18着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、以上越特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、’00フレンドリーサドル特別（3）（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5歳（2001年）

1月30日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、D.ハリソン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

4月8日、中9週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた15戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるタテヤマオージャを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナリタハクサンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリバードーベルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月1日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい4着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月25日、中3週で迎えた23戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナリタハクサンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

12月24日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6歳（2002年）

4月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた25戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず最後はハナコトブキと並んで4着同着となった。

4月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングダミスターを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスリーリトミックに3馬身の差をつけて制した。

6月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラッキーブラウンに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月22日、中2週で迎えた30戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。