アスセナ（2021年生、母コマノリリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、新井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、三宅勝俊によって1,815万円で落札された。

2歳（2023年）

7月29日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（2024年）

5月26日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

7月6日、中5週で迎えた4戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレイムを豪脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランゲレーロに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンボーノをハナ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

12月3日、中2週で迎えた10戦目は、近江米特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月16日、中2週で迎えた12戦目は、ヒナギク賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。