オープンガーデン（2004年生、母ダンスフォンテン）

オープンガーデン（2004年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「開放されている庭」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴーカイ（当時11歳）と交配したダンスフォンテンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害27戦3勝2着3回。2010年の中山グランドジャンプ(JG1)で2着に入った他、2011年の阪神スプリングジャンプ(JG2)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月14日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた2戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

7月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月25日、中4週で迎えた4戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた6戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月23日、中4週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2008年）

1月20日、中7週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンシャインから2馬身半差の2着となった。

2月11日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

3月8日、中3週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月27日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスマコンコルドに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月24日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月22日、中2週で迎えた16戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた17戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2009年）

2月7日、中5週で迎えた18戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた20戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシバトルに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で江田勇亮騎手（12戦2勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

6月13日、中7週で迎えた22戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田勇亮騎手（13戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンボストンから1馬身3/4差の2着となった。

10月17日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田勇亮騎手（14戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月5日、中6週で迎えた24戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で江田勇亮騎手（15戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた25戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で江田勇亮騎手（16戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

6歳（2010年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で江田勇亮騎手（17戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた27戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/不良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で江田勇亮騎手（18戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシーモンサンからクビ差の2着に惜敗した。

7歳（2011年）

3月21日、約11か月半の休養明けで迎えた28戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で江田勇亮騎手（19戦2勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムトッパズレに1馬身1/4の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。

7月2日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4260m 外回り曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で江田勇亮騎手（20戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。