ニシノバシャール（2018年生、母ニシノブルームーン）

ニシノバシャール（2018年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+良き知らせ、福音をもたらす者(アラビア語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時12歳）と交配したニシノブルームーンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳C1三。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月20日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

2021年4月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月11日、中3週で迎えた4戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたモズハッピーロード決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレゼールに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のいわて北緯40度八幡平市賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩本怜騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で岩本怜騎手（9戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

デビュー前

三野宮通厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2022年）

3月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた18戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

2022年3月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。