ウィナーズキャロル（2000年生、母イナヅマセイコー）

ウィナーズキャロル（2000年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のディアブロ（当時13歳）と交配したイナヅマセイコーが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、地方18戦2勝2着3回。2003年のフロイラインカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2003年の春霞賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

6月27日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼッケンナンバーから3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、連闘で迎えた2戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のオプティマムノートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月7日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアブクマポーロ賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月1日、中7週で迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月26日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月17日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2003年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアローフィールドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

1月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月13日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月10日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンショウから1馬身半差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のあいの里公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングレディに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

7月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のマドモアゼルカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。