ワンダーグロウス（2016年生、母ワンダーマッスル）

経歴

デビュー前

3歳（2019年）

2月10日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3月31日、中6週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では伸びを欠き17着に終わった。

7月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた5戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマリノエリーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルロングランに約13馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったモズマーチャンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアナザーサイレンスに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月30日、中2週で迎えた11戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリーダーズをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2020年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、笑門来福賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のフラッシュテソーロに3馬身の差をつけて5勝目を収める

1月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-8（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコルビージャックに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月16日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイセイドライヴに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、アクアマリン特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月2日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

12月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2021年）

3月21日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月9日、約7か月の休み明けで迎えた21戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、加賀四湯賞勝クラス（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた23戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6歳（2022年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のヌンシーズに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5月8日、中3週で迎えた26戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、五色月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月24日、中6週で迎えた29戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた30戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。