ナリタキングロード（2008年生、母オースミハルカ）

ナリタキングロード（2008年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王の道」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時6歳）と交配したオースミハルカが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地7戦1勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月27日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルヴァースプーンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のラジオNIKKEI杯2歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2011年）

1月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

4月24日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 曇/重）に出走。17頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

11月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4歳（2012年）

2月15日、中7週で迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、市川特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた9戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミライポケットから1馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、ひろき&ゆき結婚記念（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリジュウベエに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月15日、中2週で迎えた11戦目は、芝桜特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた12戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイセシャトルに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、福山記念トライアル（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、鞆の浦弁天島花火大会特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、入梅特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、はまゆう特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた17戦目は、文月賞（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、ほおずき特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた19戦目は、ケイバ女子1日記者体験記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた20戦目は、草市特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。