ネオアサティス（2007年生、母アイディアルクイン）

ネオアサティス（2007年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時22歳）と交配したアイディアルクインが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、地方18戦5勝2着2回。2009年の九州ジュニアチャンピオン(KJ1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2009年）

9月23日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキリノトッキューに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドセントに9馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のシリウス賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドセントに7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月22日、中2週で迎えた4戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエンデバーマンボに8馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦4勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3歳（2010年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたクイックリヴァ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月12日、中5週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の竹筍特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた9戦目は、11月3日は船橋JBC賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月14日、中4週で迎えた10戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた11戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエスプリレッドに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月13日、中3週で迎えた12戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミライカントリーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月23日、中5週で迎えた13戦目は、エリダヌス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4歳（2011年）

7月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた14戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、トゥインクルバースデイ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた16戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた17戦目は、爽秋賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、リエンダ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。