ライラックエリート（1991年生、母マロンライラック）

ライラックエリート（1991年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアカビール（当時10歳）と交配したマロンライラックが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方45戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

3月6日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月4日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4歳（1995年）

1月3日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドラピードから8馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルセンコウに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月21日、連闘で迎えた6戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワパレードから4馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた7戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソニックライナーに9馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山田保騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルセンコウに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノシンオーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月9日、中2週で迎えた12戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、福岡県飛梅賞特別（中津ダート1620m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のランドラピードに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた14戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイチカツナスルエルに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5歳（1996年）

4月15日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムフラッシュから3馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三小田幸人騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三小田幸人騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノボーイに1馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

6月9日、連闘で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三小田幸人騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で三小田幸人騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノソアラーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で三小田幸人騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で三小田幸人騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で三小田幸人騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサキエルザから3/4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で三小田幸人騎手（11戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒロファーストをクビ差制して勝利を手中に収めた。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で三小田幸人騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた27戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレガシースパークから4馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（14戦4勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（15戦4勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノフライトから6馬身差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた32戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1997年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月18日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（17戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（18戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月19日、中8週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（20戦4勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナンカイアローに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月10日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（21戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（22戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターフローラから1馬身差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（23戦5勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（24戦5勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（25戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた47戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（26戦5勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた48戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三小田幸人騎手（27戦5勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。