セイシンヤマト（2004年生、母セイシンビルゴ）

セイシンヤマト（2004年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大和」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したセイシンビルゴが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月17日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（2007年）

1月8日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月26日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアトミックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4歳（2008年）

3月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったタイコウイチフジにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルクキャリバーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5月16日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

10月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月30日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のシーズサウンドに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月31日、中3週で迎えた19戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C2-16 17（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

5歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のツクバネに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

2月16日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた24戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

9月30日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた26戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。