グランドアモン（1986年生、母アリスアモン）

経歴

デビュー前

鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

3月5日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミラクルレディに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

5月20日、中6週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るウメノバッカスを自慢の末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の角田山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉一己騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月17日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で徳吉一己騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の松川浦特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳吉一己騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

4歳（1990年）

1月7日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉一己騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

2月4日、中2週で迎えた18戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉一己騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（9戦1勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の遠野特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手（10戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉一己騎手（11戦1勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた24戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。