メイショウハーデス（2002年生、母ファインディッシュ）

メイショウハーデス（2002年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話、冥界の神」。毛色は栗毛。種牡馬のヘネシー（当時9歳）と交配したファインディッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害11戦1勝2着1回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月5日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

7月23日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた4戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルスパンカーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオースミファイトに7馬身の差をつけて優勝

12月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

4歳（2006年）

1月21日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた11戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

9月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2007年）

7月7日、約9か月の休養明けで迎えた15戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた16戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のサムタイムに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月23日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

6歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた19戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイヤーザンヘブンから1馬身3/4差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。