ショウナンラタン（2019年生、母シュウギン）

ショウナンラタン（2019年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+外国の馬の名より」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したシュウギンが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって2,970万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

12月4日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2022年）

1月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のティーライトニングに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2023年）

2月18日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、6着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた12戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた13戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/良）に出走。17頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた15戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月29日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

5歳（2024年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋木太希騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた23戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。