スパイスガール（2000年生、母グロリオーサ）

Spice Girl

2000.03.25

スパイスガール（2000年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したグロリオーサが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

11月20日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったオレヲミテクレに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

3歳（2003年）

5月16日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた7戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のトミケングランデを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月4日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。