ミスメイバン（1988年生、母シルクハッピー）

ミスメイバン（1988年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ（当時9歳）と交配したシルクハッピーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、地方23戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年のドリーマーカップ(B)。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月16日、デビュー戦は塚越一弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り小雨/重）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた3戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

3歳（1991年）

1月6日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で町田俊夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた6戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモガミナイトに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は町田俊夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で町田俊夫騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は長峰一弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は町田俊夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったカルチャーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた14戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1992年）

4月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から39kg戻して迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカラードボーイに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッショウアトムから2馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨーハヤテをクビ差制して2勝目をマークした。

7月5日、中5週で迎えた18戦目は、ドリーマーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノウエスタンから3馬身差の2着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノクリスをアタマ差制して3勝目を挙げた。

8月29日、中5週で迎えた20戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウプリンスから8馬身差の2着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツルノオーをクビ差制して4勝目を掴み取った。

10月12日、中3週で迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツルノオーに1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月9日、中3週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦5勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノルチェーから5馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイニゾンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（1993年）

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原勲騎手（12戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で菅原勲騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で菅原勲騎手（14戦6勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノルチェーから1馬身差の2着となった。

7月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で菅原勲騎手（15戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリキゴールドをクビ差制して7勝目を奪取した。

8月2日、中3週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原勲騎手（16戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリキゴールドに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で菅原勲騎手（17戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で菅原勲騎手（18戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタンホイザーからクビ差の2着に甘んじた。

10月10日、中3週で迎えた34戦目は、ドリーマーカップ（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で菅原勲騎手（19戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンハートに1馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。

12月19日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で菅原勲騎手（20戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中0週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は22戦連続で菅原勲騎手（21戦9勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた37戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は23戦連続で菅原勲騎手（22戦9勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。