サダムテースト（1998年生、母ミスティダンサー）

サダムテースト（1998年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時23歳）と交配したミスティダンサーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石橋本牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、広松金年によって525万円で落札された。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月11日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネマサダンツーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のイケミルレーサーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリードチヤンピオンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2001年）

4月15日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のたちばな賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のインディアトロフィー（中京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。