カネマサダンツー（1998年生、母カネマサハッピー）

カネマサダンツー（1998年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時11歳）と交配したカネマサハッピーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、地方47戦7勝2着3回。2000年のターフチャレンジ13才で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月11日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサダムテーストに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ13才（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツルトップワンから3馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

4月25日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から60kg増やして迎えた3戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンクロスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンのタイキブリザード特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般C2-3（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月29日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦のマイア特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のラストキャノンズに5馬身の差をつけて3勝目を収める

9月25日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、ヨーグルッペ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビーマイプリンセスに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月17日、中8週で迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったピアッツァに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、初春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のベターマンを半馬身振り切って5勝目を奪取した。

2月27日、中7週で迎えた14戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた15戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1一二（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のパワーオブムーブをクビ差振り切って制した。

5月8日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の若葉特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスカイゴールドに2馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

5月29日、中2週で迎えた18戦目は、緑風賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた19戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水無月特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、ハンデ戦の犬吠埼特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月4日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の銀河特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

5歳（2003年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた23戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた24戦目は、駿麗特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

9月4日、約7か月の休み明けで迎えた25戦目は、HOT net特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた26戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤボス賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた27戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた28戦目は、アポイ山荘特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、JA日胆青年部40周年記念特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた31戦目は、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6歳（2004年）

1月14日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた33戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、駿光特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3月10日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた35戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた38戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で秋田実騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた39戦目は、撫子特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋田実騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月13日、中3週で迎えた40戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月22日、中7週で迎えた42戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したウイナーズマーチを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月12日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月16日、中4週で迎えた44戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた47戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。