フィーネ（2018年生、母デルマオサキ）
Fine
2018.04.02
フィーネ（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「終わり(伊)。父の最後の世代の産駒なので」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したデルマオサキが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金成吉田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の秋涼賞(C2 22)。
経歴
デビュー前
YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（1.2万×1000口）で一口馬主が募集された。
松下武士厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2021年）
3月27日、デビュー戦は古川奈穂騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。
9月5日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったモーニングアップに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
9月18日、中1週で迎えた3戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、デルマジザイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
10月2日、中1週で迎えた4戦目は、つわぶき賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオショロコマに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
10月16日、中1週で迎えた5戦目は、秋涼賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアイアムビクトリアに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月24日、中9週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクライマックスリレー開幕賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
4歳（2022年）
1月20日、中3週で迎えた7戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るノースブラストを豪脚で3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。
2月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
2月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2六七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。
6月15日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、雷神賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のピオレドールに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
デビュー前
YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（1.2万×1000口）で一口馬主が募集された。
野口寛仁厩舎（浦和）へ入厩。
9月1日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、一般C2四五六（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は489kg。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。
9月22日、中8週で迎えた13戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
デビュー前
YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（1.2万×1000口）で一口馬主が募集された。
野口寛仁厩舎（浦和）へ入厩。
12月26日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、一般C2七八（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。
5歳（2023年）
5月3日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、来て見て恋してピンクな滝上賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
5月30日、中1週で迎えた16戦目は、ペテガリ岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
6月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
6月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。
7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C22 C31（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
8月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3-1（門別ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は阿岸潤一朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
8月23日、中1週で迎えた22戦目は、JA日胆サスティナブル農業賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿岸潤一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で阿岸潤一朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
10月4日、中3週で迎えた24戦目は、浦河町銀聖・いくら海の幸賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は阿岸潤一朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。