パトリオットゲーム（2022年生、母カズヤラヴ）

Patriot Game

2022.04.30

パトリオットゲーム（2022年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時9歳）と交配したカズヤラヴが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2024年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

5月10日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブミールイスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月11日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のホタル特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦ののぞみ賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったザゴリに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチュリティスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のピーチブロッサムをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

10月31日、中4週で迎えた5戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3歳（2025年）

2月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。