シルクブライアン（1996年生、母アジサイ）

シルクブライアン（1996年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時11歳）と交配したアジサイが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額3,500万円（7万×500口）で一口馬主が募集された。

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアグネスメディアをハナ差振り切って初白星を挙げた。

5歳（2001年）

11月18日、約37か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

12月22日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず15着に終わった。

6歳（2002年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンドアローから2馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトボーイに5馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、クレマチス特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミデオンアーサーに1馬身の差をつけて3勝目を収める

6月2日、中4週で迎えた8戦目は、アジサイ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーヒストリーからクビ差の2着に甘んじた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、菖蒲特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月21日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、サルビア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1 C2（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエコーホースに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。