ブルーヒストリー（1997年生、母アイアントウショウ）

ブルーヒストリー（1997年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミホシンザン（当時15歳）と交配したアイアントウショウが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方15戦12勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の信濃特別(一般A B)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,470万円（7.35万×200口）で一口馬主が募集された。

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は508kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（2001年）

4月14日、約9か月の休養明けで迎えた2戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングサンズから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた3戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバスマップに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングサンズに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月16日、中3週で迎えた5戦目は、一般C（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングサンズをクビ差制して優勝

9月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニッタレヴューに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月28日、中2週で迎えた7戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモキングオーに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、サフラン特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクソードからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2002年）

1月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、寒梅特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレオインディアンに6馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、かたくり特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノトリニータに4馬身の差をつけて優勝

5月3日、中4週で迎えた11戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のクラベルテイオーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月2日、中3週で迎えた12戦目は、アジサイ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクブライアンをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月29日、中3週で迎えた13戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマツタカエースに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月25日、中7週で迎えた14戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（10戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノギャンブラーに3/4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月3日、中9週で迎えた15戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（11戦10勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホリークラウンをハナ差制して圧巻の7連勝を決めた。

12月31日、中7週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。